ロングインタビュー

BREAKTHROUGH POINT ~つきぬけた瞬間

人生の壁にぶつかった時、彼らは何を思ったか?
あの人の25歳のころと今をインタビュー。

永井 豪

ながい・ごう

2009.09.10Vol.247 - Page1

「先がわからないから面白い」

永井 豪

1945年石川県生まれ、東京育ち。20歳のとき、石森章太郎のアシスタントとなる。デビューは67年『目明しポリ吉』で。『ハレンチ学園』『あばしり一家』『オモライくん』などギャグ漫画のヒット作を飛ばす。『デビルマン』『マジンガーZ』『ゲッターロボ』『キューティーハニー』などアニメと連動し、大ヒットとなった作品も多数。69年からダイナミックプロダクションを創設、プロダクションシステムによる漫画制作の先駆けでもある。『真マジンガー 衝撃!Z編』のインフォメーションは

描きたいものをずっと抱えて描けなかった。

自分の描きたいものではなく、雑誌の求めるものを描き続けた。

そこに立ちはだかった壁をぶちこわして、一致させた。

尋常じゃないイマジネーションと本能と欲望に、

適度なビジネス感覚を加えて作品ができあがる。

「リアリティの時代だから、なかなかやりにくいね」と笑う。

だが、だからこそ、またブレイクスルーが訪れることもあるのだ。

インタビュー INTERVIEW

敵の巨大な兵からバイクで逃げる兜 甲児の前に姿を現したのはホバーパイルダー。主人公と主役ロボットとが邂逅するシーンである。

そしてナレーション。「甲児は見た!腕だ、胸だ、巨大な顔だ! それこそが空にそびえるくろがねの城、マジンガーZ!」。“Z”のところは“ゼェェェット!”という絶叫調、盛り上がる。『真マジンガー 衝撃!Z編』の物語がスタートを切る、第2話のエンディングだ。第1話では、物語は始まらないのだ。むしろ終わるというか…。

「脚本に目を通した段階では、“こんなめちゃくちゃやって大丈夫か?”って(笑)。映像を観て初めて“なるほど!”と。びっくりしましたねえ。『マジンガーZ』や僕の作品になじみのある人は“ここまで出すか!”って面白がってくれるんじゃないかな(笑)」

原作者の永井 豪先生もニヤニヤ。

“出す”というのは、マジンガー以外の永井 豪キャラのことである。『真マジンガー 衝撃!Z編』は『マジンガーZ』のアニメ化作品だ。その第1話の破天荒さは、(永井ワールドの住人総登場のみならず)ぜひ実際に観るべし。

ロケットパンチとブレストファイアーであしゅら男爵やブロッケン伯爵と戦い、“超合金”という言葉のルーツである『マジンガーZ』。実は“乗って操る巨大ロボット”の先駆けでもある。

この世に生まれたのは、永井 豪27歳のとき。週刊少年ジャンプでの連載だった。

永井 豪ロングインタビュー

  • 武田篤典(steam)=文
    text ATSUNORI TAKEDA
    稲田 平=写真
    photography PEY INADA

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